【高尾山】初心者でも登れる稲荷山コース攻略!

この記事では高尾山を登る際に最も登山らしい登山を出来る稲荷山コースから高尾山山頂への登り方や注意点などを紹介・解説して行きます。

あなたが計画を立てるとき・高尾山を登る際に必ず役に立つので最後までじっくり読んで参考にして下さい。

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稲荷山コースの基本情報

オレンジ色のラインが稲荷山コースです

高尾山で一番登山らしい登山を出来るのがこの稲荷山コースです。コース自体は麓から山頂まで続いていて、登山道には木の根や岩が露出していたり、粘土質でよく滑るところもあります。

稲荷山コースの基本情報
  • 歩行距離:約3.1km
  • 標高差:約400m(登山口~高尾山山頂)
  • 歩行時間:約1時間40分(個人差あり)
  • 飲食料の販売無し
  • 展望スポットあり

登山口・分岐情報

登山口

登山口はリフトやケーブルカー乗り場の建物を左に行くと写真の様に登山口が見えます。登山口からは長い階段になっていますが、そこを過ぎたら少し緩くなるので安心して下さい。

展望台・巻き道分岐

一つ目の分岐は登山口から1.4kmほど進んだ先にある展望台とそれを巻くコースの分岐です。

  • 右ルート:展望台を通り高尾山山頂を目指す。
  • 左ルート:展望台を通らず高尾山山頂を目指す。

展望台は小さなピークになっている為少し登り、後で下りになります。

左ルートの巻き道はピークを登らないことによって、余計な登り下りをせず楽をすることが出来ます。

ちなみに展望台からはこのように都心まで見渡せることが出来ます。

稲荷山コースと6号路の分岐

写真がブレブレで申し訳無いです

2つ目の分岐は登山口から約2.6km進んだところにある6号路と稲荷山コースの分岐です。

  • 右ルート:6号路と合流して高尾山山頂を目指す。
  • 直進ルート:稲荷山コースのまま高尾山山頂を目指す。
  • 左ルート:高尾林道やふれあいの館へ

右ルートを進んだ場合は少し下って6号路の沢と合流するので濡れても良い靴で行きましょう。

直進しても雨上がりだとドロドロになりますが…

6号路も歩いてみたいという方は6号路の記事もあるのでこちらを見て参考にしてください。

稲荷山コースと5号路の分岐

3つめの分岐は登山口から約3km進んだところにある稲荷山コースと5号路の分岐です。

5号路は山頂の回りを1週ぐるっと回っているコースなので左右に道があります。

  • 直進コース:そのまま高尾山山頂を目指す。
  • 左右コース:5号路に入る

5号路からは6号路や1号路、4号路、山頂、高尾山の奧の陣馬山に続く道にアクセスすることが出来ます。

パラリンピックのオブジェが置かれた山頂

この写真に見えている様に直進ルートの階段を登っていくと高尾山山頂に到着します。(最後のこの階段が一番キツいかもしれません)

コースの注意点とポイント

岩や木の根の露出に注意

写真の様に木の根や岩がいたるところでがっつりと露出しているので木の根に足を引っかけたり、岩で足を滑らせたりしないように注意しましょう。

疲れてくると注意力は散漫になるし足も上がらなくなるので後半は特に要注意です。

泥や粘土質に注意

雨上がりの数日間は地面がドロドロになっているところもあるので汚したくない、泥が付いたら落ちにくい靴でくるのは止めましょう。

また、木の根や岩で靴の先端をこすって泥が入り込むとなかなか落ちないのでそこにも要注意です。

粘土質で滑った後もしっかりとあります笑

距離標識で進捗を確認しよう

写真の様な距離標識が親切に建ててあるので、山頂まで後何キロあるのか見ながらペース配分するのも手ですね。

山の距離感は平地より凄く長く感じるのでそこには注意です。

高尾山までの他のコースも気になる方はコースをまとめた記事もあるのでこちらを見て参考にしてください。

稲荷山コースを登る時の服装や装備を確認!

Photo by Ashim D’Silva on Unsplash

登る時の服装

春、秋の服装
  • 動きやすく、汚れても良い服。
  • 靴は底面にグリップがついているスポーツよりのものかトレッキングシューズや登山靴が望ましい。

春、秋は山頂や休憩中は寒くなることがあるので防寒着を必ず持っていきましょう。

夏の服装
  • 動きやすく、汚れても良い、速乾性がある服。
  • 靴は春、秋と同じ

夏は日差しが強く厚いので、帽子やサングラスがあれば少しは快適です。

綿100%みたいな服はほんとに乾かないので出来るだけ化学繊維を使った服を選びましょう。

冬の服装
  • 動きやすく、汚れても良い服。
  • 速乾性のあるアンダー・ミドルウェア、暖かいアウターで重ね着しながら体温調節をします。
  • 靴は春、秋と同じ

冬でも登山をしていたら汗はかきます。かいた汗が服に付いたまま乾かないと汗冷えという現象が起こり凄く寒く(ひどいと低体温症)なるので必ず速乾性のある服を選ぶようにして下さい。

登る時の持ち物

  • 飲み物(1~2L)
    飲料水は季節共通で必要になるモノで、脱水症状にならないためにもこまめに水分補給しましょう。
  • スマートフォン
    地図やGPS、はぐれたときの連絡など重宝するので忘れないようにしましょう。
  • お金
    自動販売機や売店、乗り物など使う予定が無くても使う可能性があるので最低限は持っていきましょう。
  • バッグ
    他の持ち物を楽に持ち運べるようにバッグを持っていきましょう。リュックだと両手があくので一番楽ですよ!
  • 防寒着(春、秋、冬)
    登山中に動いている時は暑いですが止まると寒くなり、低体温症になることもあるので必ず持っていきましょう。
  • ゴミ袋
    山ではゴミ箱が無いのでゴミは必ず持って帰りましょう。
  • タオル
    汗をかいたときや降水などの時に役立ちます。
  • 虫除けスプレー
    春夏秋は虫が多いので持っておくと便利です。
  • 傘またはカッパ
    天気予報では晴れていても雨が降ることもあるので、雨対策もしておきましょう。

計画を立てて稲荷山コースを楽しもう!

今回は以下の項目を紹介しました

  • 稲荷山コースの基本情報
  • 登山口
  • コースの状況・注意点
  • 登る時の服装・持ち物

高尾山には今回紹介したもの以外にも魅力的なモノがおおいので計画をたてて週末でも人の少ない平日でも脚を運んで楽しんで下さい!

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